ホームセンターにて高齢夫婦の会話

今年に入って近所のホームセンターが閉店し

しばらくしてから、異なるホームセンターが

やってきた。

私自身行くのは3回目くらい。

前のホームセンターの時の陳列に慣れていた

ので、新ホームセンターでは商品が探しにくい

感じがしてしまい何となく足が遠のいていた。

 

やっぱり、前のイメージが残っていて時間がかかる。

陳列棚の間も狭めで、すれ違う時に譲りあい精神が

必要となる。それも少しストレス。

 

そこで出会った高齢夫婦。大きめの声で会話して

いるので聞く気がなくても内容が耳に入ってくる。

奥さんの方が購入決定権を持っていて、カートに

頼りながら歩いている。旦那さんは購入提案するが

却下され続けている。

 

私として気になる会話が聞こえてきた。

奥さん:まぁ、何を買うんだったか、同じところ

    ばっかりぐるぐるしとる。

旦那さん:(無言)

奥さん:何回、回っとる?

旦那さん:(無言)

 

年を重ねていくと変化に弱くなるのは理解して

いたつもりだったけれど、お二人の会話を聞き

高齢者にとっての変化への対応は、私が思って

いる以上にストレスの要因になると思われた。

必要な物を買いたいだけなのに、商品に辿り

つけない。

 

もっと陳列棚の間が広ければカートでのすれ違いも

できただろうに、前のお店と似たような陳列だったら

余分な体力を使わずに買い物が済ませられただろうに。

まあ、色々と店側の都合もあるのだろうけれど。。。